伝える

安比漆工技術研究センター

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安比漆工技術研究センター

安比塗だからできる
未来への約束

漆器生産から特注品制作、
アフターケアまで行う安比漆器工房。
その確かな技術を安比漆工技術センター
が育んでいます。

漆器文化の復興目指して

八幡平市安比地区を含む北東北一帯には、縄文時代からウルシの木が多く自生し、日本有数の漆の産地として透明度・発色・硬度に優れた上質な生漆を産出しています。

この恵まれた環境を生かして古くから生活に根ざした漆器がつくられてきました。

安比塗漆器工房では、こうした漆器作りの伝統を継承するとともに、現代の生活に合ったうつわを新たに生み出し、温もりと丈夫さを併せ持つ「安比塗」を制作しています。

また、この地域の漆器文化を再興するため、昭和58年に開設されたのが安代町漆器センター(現・安代漆工技術センター)です。

2年間の研修期間で木地制作から下地、漆精製、塗り、加飾など、漆工に関する実践的な指導を行い、塗師を育成しています。

安比塗漆器

安比塗の歴史、八幡平市の安代漆工技術研修センターや
漆の採取、精製など、
どのようにして
漆器が作られるかをご覧下さい。

安比塗漆器

安比塗の歴史、八幡平市の安代漆工技術研修センターや
漆の採取、精製など、
どのようにして
漆器が作られるかをご覧下さい。

育成制度が信頼の証し

安代漆工技術研究センターは漆芸家を目指す若手のアカデミーとして非常にまれな機関であり、理論的かつ実践的な指導法とその教育水準が高く評価されています。

センターの修了生は安比塗をはじめ全国の産地で活躍するなど、漆産業全体に貢献しています。

安比塗を制作する工房と若き担い手を育むセンター。これらが互いに連携しながら、日々技術の研鑽に励み、アフターケアや特注品制作などに対応しています。

将来的にも品質を維持するだけでなく、販売した製品に対して責任を全うしようとする姿勢にこそ、安比塗を信頼のうつわと呼ぶ理由があります。

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